Fujiyoshi Brother’s Exhibition -ジャパネスク-
会期：2025.7.1(tue)〜7.7(mon) ※各日、午後6時まで。最終日、午後4時終了
会場：札幌三越 本館９階 三越ギャラリー
作家来場日：7.5(sat)・7.6(sun)・7.7(mon)
アーティストトーク：7.6(sun)午後2時〜
そして、モノや空間だけではなく精神に対しても美を感じ追求しています。
日本人の美意識の概念として、古くから「もののあはれ」「をかし」「雅」「幽玄」「婆娑羅」「侘び寂び」「粋」「渋い」などがあり、現代では「かわいい」「萌え」「盛る」「映える」なども生まれています。
これらの美の概念の根本には神道の自然観と仏教の無常があると思います。
移り変わりや儚さ、滅びなどを受け入れる精神があり「刹那」や「変化」の中から独自の美を見出しています。
“変化を捉えて創造する。”これはFujiyoshi Brother’s作品のコンセプトです。ANIMALS（具象）とAccumulate Painting、Parallelism（抽象）を並行し制作しながら、具象と抽象、それらの関係性や新しい価値について考えていくとき、私たち日本人が持つ美意識は重要な要素になるのだろうと考えています。
日本人画家として日本の美的概念や美的表現を追求し、基本的にはモノトーンで描いていくジャパネスクシリーズ。
北海道で初の発表になります。ジャパネスクシリーズの他にもANIMALSや抽象画など一堂に展覧いたします。